少し前から身体に何かいる感じがしてた
最初は虫だった
シャクシャクと音を立てて私の中を這っていた
今は何かわからなくて
でももう少し大きい感じだった
背中が腫れてきて
自分では上手く取れなくて
イライラすると余計に腫れる
仕事でも有り得ないミスをしたりと
実生活が狂い始めてた
早くリセットしなくてはいけない
そう強く思ったのが今日だった
背中の何かが
噛まれたい。踏まれたい。と騒いでて
もう抑えられなくて
気がついたら
噛まれたい、噛んでもらえないかとお願いしてた
まずは背中の何かを取ってもらった
暖かい手が肩に置かれる
右手から良い気を入れて
左手から悪い気を出す
そういうイメージでゆっくり呼吸して
言われた通りにしているうちに
呼吸が苦しくなって大きく吸いたくなって
1度大きく息を吸い、吐き出す
ここで1つ変わった感じがした
深い呼吸が出来るようになった
それまで浅い呼吸だった自覚がなかったことに驚いた
口を開けてと言われ、下を向いて口を開ける
背中をバンバン！バンバン！
まるでお餅を詰まらせた老人のようだった
私の場合は餅ではなくネズミだった
ネズミですね〜。
へ？ネズミ？
そう、小さいネズミがチョロチョロ～
そうか、ネズミか…
妙に納得してしまった。笑
そのあと他の人と童話の話を話してたら
そこにもネズミが登場…
あぁ、またネズミ！となった
アナル先生は「ほらな！」とニヤリと笑ってた
