秘密の壺

備忘録 思ったこと 感じたこと 吐露する壺

苦しいのに近づきたくなるのはなぜなのか

お芝居を観てきました

円谷幸吉さんをモデルにしたお芝居

 

なぜ走り続けられるのか
なぜ苦しいのに走るのか
誰のために走るのか
走るとは1人の行為なのか

 

それはなぜ生きるのか
生き続けるのかに通じる

走ると生きるは似ている

 

走るのは1人だけど
走り続けるのは1人では難しい

生きるのは1人だけど
生き続けるのは1人では難しい

 

久しぶりに見たお芝居

とても良いお芝居でした
堅苦しくなくて
でも切なくて
時代のせいにはしたくないけど
あと10年違えば…と思わずにいられなかった

 

死を選ぶ主人公が

もう私には叱ってくれる人がいない

と嘆いてた

胸が締め付けられた

 

苦しいのが分かっているのに

そこに近づきたくなるものなんだ

 

劇中での台詞につい自分を投影してしまう

私はもしかしたらマラソンに向いてるのかもしれない

ちょっと走ってみようかな

なんてそんなアホな考えすら浮かんだ

 

走るのは苦しい

書くのは苦しい

生きるのは苦しい

 

でも続けるのはなぜなのか

苦しいのに近づきたくなるのはなぜか

答えを求めるには

前に進むしかないのだろう

次の電柱までと小さく区切りながら

いつのまにか42km走るように